外傷手技|気道・胸部・腹部骨盤・血管・四肢の手技を適応から次の治療まで

外傷手技

外傷の手技は「やり方」だけでは完結しない。いつやるか → いつやらないか → 手技 → 合併症 → 次のdefinitive treatmentまでを一つの記事でつなぐ実践シリーズを、気道から四肢まで身体の上から順に並べた。初療室で迷ったとき、手術前に手順を確かめたいときの入口にしてほしい。

医療従事者向け:各記事は指針と主要原著を照合し、適応の条件・器具・pitfall・合併症まで整理しています。実施にあたっては指導医・国内指針・施設手順を確認してください。

まず全体像

  1. 気道:挿管も換気もできないとき、前頸部へ移る判断と手順。
  2. 胸部:緊急脱気、胸腔ドレーン、蘇生的開胸、心損傷の修復。
  3. 腹部・骨盤:REBOA、骨盤パッキング、腹腔内パッキング、一時的閉腹、減圧開腹。
  4. 血管:再建までの時間を稼ぐ一時的血管内シャント。
  5. 四肢:コンパートメント症候群の診断と筋膜切開。
  6. 判断の土台:手技を選ぶ前に、DCSの考え方と外傷外科医の思考を押さえる。

1.気道

2.胸部

Primary SurveyのBで見つける病態から、開胸を要する状況まで。緊急度の高い順に並べた。

3.腹部・骨盤

止血までの橋渡し、出血源の圧迫、閉じない選択、腹腔内圧の管理。ダメージコントロールの流れに沿って並べた。

4.血管

5.四肢

6.判断の土台

手技の優劣より、「今この患者にこの手技をするか」の判断が結果を分ける。手技記事の前後に読む。

このページの使い方

初療室で迷っているなら「気道」「胸部」から、手術室に向かう前なら「腹部・骨盤」「血管」を、翌日以降の四肢の痛みなら「四肢」を開く。各記事は独立して読めるが、手技の前に「判断の土台」を一度通しておくと、適応の条件が頭に残る。初療全体の流れは外傷初期診療、手技後の全身管理は集中治療管理へ。

本ページは医療従事者への教育および一般的な医学情報の提供を目的としています。各記事の文献照合日・確認範囲は記事末に記載しています。